最期の祈り
Music&Lyric/Naoya Fukuda


灰色の空の下で太陽の陽かりは遮られ
無垢な笑顔を忘れてからどれくらい経ったのだろう

人の世に疲れ果てて 絶望の先に希望はなかった
いつしか全てが消えてしまうことを祈っていた

閉ざされた笑顔 いい記憶なんてなかった
閉め切った部屋で膝かかえ 小さな灯火が消えていく


風の声かきけされて ビルに遮られて届かない
緑の風は街の中で 灰色に傷つけられて

母なる海は削られ 慈しみも消え穢されていった
光の感謝はあたりまえのように消えていった

届かない希望 自分勝手なヒトの世に
天使の涙は枯れ果てた 光を失ったその瞳


失った笑顔 もう戻ることはないから
灰色の雲間からもれる 小さな光さえ消えていく


乾いた心で 伸ばした手は届かなくて
偽りの思いやり世界 体裁と保身で

天使が見た夢 消えてく灯火のように
最期の祈りが届くように 全てを最初から やりなおすために







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