サクラ吹雪に
Music&Lyric/Naoya Fukuda
満開のサクラの木の下で 咲く小さな黄色い花
誰にも気づかれないけれどあたしは確かにここにいた
踏まれて折れ曲がって泥にまみれて
そんなあたしをあなたは優しく見つめていた
サクラ吹雪になびく髪をかきあげた
あなたはこぶしを握りしめ つぶやき 微笑んだ
瞳から涙がこぼれ落ちてた
いつも周りに馴染めなくて あたしだけいつも浮いていた
笑顔の仮面をみにつけて いつも周りにあわせてた
心にあいた闇に深く沈めて
みんなについてくだけで闇を置き去りにして
サクラを見上げるヒトにふまれても
強く咲いてる黄色い花を 胸にそっとしまった
そう私は私なんだから
黄色は白くなって 風に溶けていく
黄色に染まる野原を夢に見て 輝ける日を
苦しみの先 笑顔の世界があると
たったひとつの希望を抱いて 明日に託した
サクラ吹雪が今年も舞うその下に
黄色い花はもうなかった あたしは.....
サクラ吹雪がぼやけていく 手を結び
全てを置いて歩き出す あたしだけの 明日を信じて
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